人生モラトリアム

死ぬまでの暇つぶし

久しぶりに二郎系以外のラーメン屋に行った

クレカの引き落としが出来なかったみたいで、実家の方に通知が行ってしまい、ローンが40万近くあることがバレてめっちゃ怒られた。

現に、残りの所持金も少ないし転職先の給料日が次月の5日という謎の仕様なので今月は一日一食1000円以内でなんとかやってくしか無い。

今日で一日一食1000円以内生活4日目なのだが、流石にもう我慢ができなくなってきたので今日くらいは一食しか食わないし贅沢に行こうと思い、家から50mくらいのところにあっていつも行列ができているラーメン屋に行ってみよう。

店の前をみると昼時というのもあって既に2、3人並んでいた。行列待ちの人のために小さい椅子と業務用の大きい扇風機が用意されていた。

最近雨続きだったが、今日の気温は30度を超えていて引きこもり症の自分には、当の扇風機では意味をなさないほど太陽が照りつけていた。

10分後くらいに席が空いたようなので店の中に入ると程よく効いた冷房が暑さのせいのダウン気味をいくらか解消してくれた。

ワンタンが入った特製ラーメンがおすすめだったらしいが、一日一食で夜ご飯を抜いていた自分には「チャーシュー麺」の7文字しか目に入ってこなかった。ネットの死語を借りるとすればアウトオブ眼中という状態だった。

先に着くと二郎に行く時の癖で、カウンターの上に食券を置いてしまったが、ここでもどうやらそのやり方であってそうな感じ。

水もセルフサービス、ここも二郎と同じ。

店主がワンオペでやってたのでラーメンが来るまでに席についてから10分くらいかかったが、

おそらく店主なりの細かいこだわりなどがあって他の人には任せられないという感じなのだろう、そういうところがすごく親近感が湧いた。

 

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いつも見慣れている今にも崩れそうなもやしの山と比べると、このラーメンはきっちりしていて整理された分譲住宅の一区画のようでこっちの心の乱れまで見透かされているのでは無いかと疑心暗鬼になってしまったが、まずはスープから飲んでみようでは無いか。

うん、二郎のしょっぱいスープに慣れている自分ですらもしょっぱいと思う。めっちゃ濃い。めっちゃ濃いが、スッキリしていて煮干しとか魚介系の風味が次に来て最後に醤油のアルコールっぽい香りが鼻から抜けていくような感じ。

今までこの感じのスープは味わったことがないかもしれない。

麺はだいぶ細めで独特のスープに良く絡むので相性◎

チャーシューはすべて脂身と肉の部分が程よく混ざった部位で堅くもなく柔らかくもないちょうどいい歯応えでご飯にも麺にも相性◎だった。

総額的に言って、丼の中の素材それぞれの親和性が高くお互いがお互いを高めている、ミニバスケ部の味方のゴール入れらてディフェンスが申し訳なくなっている時に「ドンマーイ」「大丈夫だよ、次、次」と言い合うようなそんな非常に完成度が高く満足感が高いラーメンだった。1300円くらい使ってしまったので、明日からまた1日一食1000円以内生活だが、また我慢できなくなった時に利用させてもらいます。