人生モラトリアム

死ぬまでの暇つぶし

親知らず抜いてきた。

人生というゲームの中で色々な実績を解除する瞬間はあると思うが、中でも「親知らず抜歯」とりわけ「水平埋伏智歯抜歯」となるとシルバーくらい貰ってもいいんでわ無いだろうか。

 

画像とかは一切撮らなかったんですが(今になってやっぱり撮っとけば良かったなぁ)、人生初の親知らず抜歯を本日やってきました。

親知らずの違和感自体は一年位前からあったんですが、2週間前くらいから本格的に痛くなり始めて、ネットで調べたりすると「早めに抜いとき〜」という声も少なからずあったので泣く泣く抜くことを決めました。親知らずの名歯医者について、「わざわざ県外とかまで行って日本一の親知らずマスターに抜いてもらうでは無いけど東京で1番上手く抜いてくれるところにしよう」という心持ちで調べて今回は決めました。CTを撮ってもらい自分も見ましたが、本当に歯が顎の骨に完全に埋まってました。しかも下2本。右側はかろうじて90°までいかないにしても67°くらいの斜めで耐えてましたが、左は102°くらい歯茎に埋まってました。歯医者も「これは抜いたほうがいいかも」と言うことで、抜歯代もなかなかのお値段でしたが、即決で抜くことにしました。

で今日抜いてきたんですけど、まず麻酔をすると。まぁ、麻酔しなかったら痛すぎてショック死するよね。麻酔を20分くらいかけて効かせていくわけなんですけど、だんだん唇とか歯茎が痺れてきて舌も動かせなくなりました。生まれてから手術とか一回も受けたことなかったので麻酔ってこんな感じなんか、と思うと同時に手術中に麻酔切れたらどうしようということしか考えられなかった。(世界仰天ニュースで手術中に麻酔きれたのに声が出さずに無麻酔で切られ続けた人のやつをずっと考えてた、怖すぎる。)

そしていよいよ手術が始まった。「あれ、切られてるのか」と思うくらい感覚がなく無事麻酔は効いていたようだ。と思ったのも束の間、ドリルみたいな人体に使って大丈夫なのか?ってくらいの器具の音が聞こえ始めた。今まで虫歯とかに一度もなったこともなく、小学生以来ほぼ歯医者に行ったことがない自分の中にも、アニメとかで見る歯医者の怖さのイメージというのはあったけど、それが一気に押し寄せてきてマジで今日俺死ぬんか?って思った。歯取る時築30年の家の床くらいミシミシいってたし。

麻酔やってるとはいえ、ドリルで削る瞬間や特に歯を取り除く時は先生も力入れてるわけなので、正直麻酔を超えて痛みが伝わってきてた部分も無いとは言い切れなかった。

 

上もしっかり親知らず二本あるけど、とりあえず右下も痛いから早めに抜かないとなぁ、