人生モラトリアム

死ぬまでの暇つぶし

エヴァ全巻読み終わった

漫画版新世紀エヴァンゲリオン、読み終わりました。率直に言って、個人的にはアニメ版より面白いです。

その理由としては、

  1. 使徒がアニメ版より少ないからテンポがいい
  2. カヲルくんの出番が長い
  3. セリフがしっかり読み取れる
  4. シンジがシンジさんに成長する過程がアニメより明確に見れる
  5. キャラデザの人が描いてるだけあって、扉絵などが妙に良い

 

こんなところでしょうか。一つずつ書いていきます。

一つ目、アニメより使徒が少ない。

アニメ版の

第8使徒サンダルフォン

第9使徒マトリエル

第11使徒イロウル(ハッキングのやつ)

第12使徒レリエル

が出てきません。なので全部で17-4=13使徒しか出てきません。偶然にも劇場版の使徒も13体でした。(何か意味があるのか)

その4体分話が圧縮されてるので単純に読みやすいです。

2つ目、カヲルくんがゼルエル倒した後くらいに出てきます。荒廃した町で鳴り響くピアノの音、シンジ「なんだろう?」、カヲル「やぁ」、シンジ「それは第九だね」、カヲル「耳コピしたから知らんけどそんな名前なんだね、猫ぐちゃ🐈」

みたいな感じで出会いは突然に始まります。

アルミサエル戦で綾波の心が入ったせいか、アニメ版より人間らしい面が見れたような気がします。

シンジがアスカやレイばかり気にして、自分のことを見てくれないので嫉妬しちゃうカヲルもまた良き。余談ですがエヴァQでは『まさか第1使徒の僕が、13番目の使徒に堕とされるとは・・・』というカヲルのセリフがありますが、漫画と映画唯一13使徒だけ一致しています。

三つ目、これは漫画ならではの良さとも言うんでしょうか。特にエヴァやワンピースのような一つのセリフに伏線が何個か詰まっているような漫画ほど、アニメよりも漫画で読んだ方がいい気がします。鬼滅の刃はアニメの方が良かった。

4つ目、これは一番大きな違いかもしれません。一番印象的なのが、エヴァ量産機と格闘する2号機の場面です。旧劇では全て倒し終わった後電源切れ擬似ロンギヌスからのトラウマシーンとなりますが、漫画でアスカがやられそうなところを、シンジが助けに来て、身を切って量産機と格闘するというアニメ版では考えられないような男気が見られます

5つ目、めちゃくちゃ絵がいいです。Hです。買いましょう!

 

以上!